甲子園の内野防球フェンスが1・5メートル増設へ　打球事故の恐れを低減し景観にも配慮する素材

阪神甲子園球場の内野防球フェンスの増設イメージ図（阪神電鉄HPより）

　阪神甲子園球場が4日、23年オフに内野防球フェンスの増設（かさ上げ）工事を行い、24年シーズンのオープン線から運用することを発表した。打球事故の恐れを低減し、ファンの観戦環境を改善することが目的。現行の防球フェンスより1・5メートル増設（3・6

メートル→5・1メートル）される。座席からの景観にも配慮し、金属フェンスではなくバックネット同様に透過性が高いダイニーマ（繊維素材）が使用される。