巨人・中川 痛恨の今季2敗目 大勢不在 1点リードの9回に登板も1死しか取れず逆転サヨナラ負け

[ 2023年8月4日 22:18 ]

セ・リーグ   巨人3―4広島 ( 2023年8月4日    マツダ )

<広・巨>9回、松山にサヨナラ打を浴びた中川(撮影・西川祐介)
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 巨人の中川皓太投手(29)は広島戦(マツダ)の9回に6番手として登板したが、1点リードを守れず逆転サヨナラ負け。今季2敗目を喫した。

 先発左腕・横川が3―2とリードで迎えた5回に代打を出されて4回2失点で降板。5回以降は船迫、今村、鈴木康、高梨のリレーで広島打線を無安打無失点に抑え込んだ。

 そして、中川は3―2のまま迎えた9回から抑えとしてマウンドへ。だが、先頭の1番・菊池にシュートを右前打、2番・野間に直球を中前打と連打を許して無死一、二塁のピンチ。3番・秋山の送りバントを処理した中川が三塁へ送球したが間に合わず、犠打野選で無死満塁となった。

 4番・上本は直球で詰まらせて浅い左飛に打ち取り、1死満塁となったが、5番・小園に投じた初球の外角スライダーを右前適時打とされて3―3の同点。なおも続いた1死満塁で代打・松山に初球シュートを一塁への内野安打とされてサヨナラ負けとなった。

 巨人のサヨナラ負けは両軍合わせて30安打21得点という壮絶な打ち合いとなった7月17日のヤクルト戦(神宮)以来、今季2度目。この時は10―10で迎えた延長10回に中川が武岡にサヨナラ打されていた。

 巨人は3月のWBCにも出場した守護神・大勢が6月30日に出場選手登録を抹消され、現在離脱中。以降は2019年に16セーブしている中川が抑えに回り、ここまで3セーブをマークしていた。

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