日本ハム1位・矢沢　実戦デビュー2打数無安打も収穫「思っていたよりも大丈夫」

日本ハム紅白戦   白組4－2紅組 （ 2023年2月1日    タピックスタジアム名護 ）

2回、右飛に倒れた矢沢（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハムのドラフト1位・矢沢（日体大）は野手でのデビュー戦で快音を響かせることができなかった。紅白戦で白組の「2番・DH」で先発出場。初回1死でプロ初打席に立ったがサブマリン・鈴木のスライダーに空振り三振に倒れて「曲がるというより浮いてくる感じで難しかった」と語った。

　2回の2打席目も左腕・上原と対戦して右飛に倒れたが、6回の3打席目は左腕・長谷川から四球。2打数無安打に終わったが「もっと（プロの投手は）対応できないぐらいのスピード感と想像していたが、思っていたよりも大丈夫だった」と収穫を口にした。

　6回からは右翼の守備にも就いた。「僕は野手で具体的に教わったことがないので…」と新任の森本外野守備走塁コーチの助言も受けながら強風の中でも無難に飛球を処理した。午前中のフリー打撃では39スイングで2発の柵越えを放つなど快音を連発。二刀流ルーキーが、まずは野手で能力の高さを示した。