西武・若林楽人　左膝順調な回復「前よりスピード速くなったかな」　1番打者へ「自覚ある」

＜西武練習＞打撃練習する若林（撮影・木村　揚輔）
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　外野定位置を狙う西武・若林楽人外野手（24）が2日、1番打者に名乗りを上げた。所沢市内の球団施設で約1時間打ち込み「そこがチームが勝てない要因だとしたら埋めないといけない。その自覚はあります」と気持ちを高めた。

　21年は5月までに12球団トップの20盗塁を記録したが、同月末に左膝前十字じん帯損傷で長期離脱。昨年は28試合出場にとどまり、12月は米サンディエゴでフィジカルトレーニング。「体を強くしないといけないので、スピードと強さを求めてやってきた」とパワーアップして帰ってきた。

　今季のチームスローガンは「走魂（そうこん）」。自身のプレースタイルに重なり「チームも走塁に重きを置いている。膝は去年より明らかに良くなっているし、筋力が伸びて前よりスピード速くなっているかな」とうなずいた。6日から始まる春季キャンプはA班（1軍＝宮崎）スタート。獅子の韋駄天（いだてん）が足で魅せる。