2022年阪神10大ニュース(2)6位 近本が30試合連続安打 11年マートンの球団記録に並ぶ

[ 2022年12月28日 05:15 ]

7月6日、30試合連続となる安打を放つ近本

 今季の戦いぶりを振り返る「2022年阪神10大ニュース」。今年はツイッターで募集した虎党の意見も参考にしつつ、本紙虎番記者が厳選。ランキング形式のダイジェスト記事で、総括します!6~10位はこちら。 (構成=遠藤 礼、石崎 祥平、長谷川 凡記、阪井 日向)

 
 6位 近本が30試合連続安打を記録し、11年マートンの球団記録に並んだ。5月28日から7月6日まで安打を打ち続けた。今季は2年ぶり3度目の盗塁王、2年連続のベストナイン、同ゴールデングラブ賞も受賞。記録にも記憶にも残る働きだった。

 7位 今季は湯浅、浜地が台頭。4年目の湯浅は主にセットアッパーとして59試合2勝3敗43ホールド、防御率1.09。プロ野球史上最年少タイで最優秀中継ぎ投手を獲得。6年目の浜地も52試合1勝3敗21ホールド、防御率1.14と飛躍。

 8位 チーム最年長の「超人」糸井が現役引退。今季は2年ぶりに開幕スタメンも最終的には出場62試合に終わりユニホームを脱ぐ決断を下した。9月21日広島戦で現役最後の試合に臨み、右腕・森下から左前打を放って有終の美を飾った。

 9位 「6月の大山」が存在感を発揮した。6月21日広島戦で、球団日本人選手では06年浜中治以来16年ぶりとなる月間10本塁打など打率.318、29打点と大暴れ。今季は自己最多87打点を挙げ、勝利打点もチームトップタイ11度と主砲としての働きを見せた。

 10位 阪神史上初の「阪急出身」オーナーが誕生した。12月21日に杉山健博氏(現阪急阪神HD社長)の新オーナー就任を発表。ただし代表権は杉山新オーナーではなく、新たに球団会長に就任する秦雅夫氏(現阪神電鉄社長)が持つ。

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2022年12月28日のニュース