西武Jr.遠山が逆転サヨナラ満塁弾 130キロ左腕・竹内擁する日本ハムJr.下す NPBJr.T

[ 2022年12月28日 12:36 ]

NPBジュニアトーナメント第2日   西武Jr.8―6日本ハムJr. ( 2022年12月28日    神宮 )

<西武Jr.・日本ハムJr.>6回、サヨナラ満塁ホームランを放ちナインと喜ぶ遠山 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武Jr.が2点を追う6回2死満塁から、遠山勇芯(ゆうしん)内野手(6年)の逆転サヨナラ満塁ホーマーで日本ハムJr.を下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 タイブレークに突入した6回表に3点を勝ち越されたが、2点差としなお2死満塁から遠山が起死回生の一撃を放った。1―1からの3球目、真ん中直球をフルスイングすると打球は右翼ネットを越えた。「最高でした。きょう1本も打てていなかったので自分が絶対打ってやるという気持ちで…。(バットの)根元だったけど結構飛んでいってうれしかった」。人生初の劇的アーチに酔いしれた。

 生粋の東京六大学野球ファン。姉の夏澄(かすみ)さんが立大野球部マネジャーをやっており、神宮にも何度か足を運んでいる。「ただボクはワセダに行きたいんです。ユニホームがカッコいいので。蛭間さんのようになれれば…」。西武Jr.から早大に進学し、西武ドラフト1位に指名された蛭間拓哉外野手のような足跡を夢見ていた。
 

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2022年12月28日のニュース