巨人ドラ4門脇 入団前の準備がプロでどう生きるか

[ 2022年12月28日 08:00 ]

東京ドームを背にポーズを決める巨人ドラフト4位の創価大・門脇
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 練習の虫。どのスポーツでも、チーム内で一番の頑張り屋さんはいるものだ。巨人からドラフト4位指名を受けた創価大・門脇誠内野手も、かなりの努力家だと聞いた。

 創価高時代の恩師・片桐哲郎監督は「大学に行ってからも、とにかく練習していましたね。リーグ戦の翌日に“グラウンドに行っていいですか”と、よく連絡が来ました。休みなんだから体を休めろよ、と言っても“これが自分にとっては休みなので”と。そういう選手ですね」。創価大では1年春からリーグ戦はフルイニング出場。誰にも負けない練習量で、強じんな肉体をつくりあげた。

 創価大の佐藤康弘監督が「人間性は即戦力だと思いますよ」と話すように、取材をしていても、しっかり者の印象も受ける。楽しみなルーキーだ。

 門脇は巨人の秋季キャンプの練習メニューを新聞などで見て、オフの期間は午前5時に起床し、自らアーリーワークをこなしてきたという。「朝食を食べて5時30分から6時くらいまでストレッチとか体を動かして、7時半くらいまでずっと打ち込みです。ケガをしたら終わりなので、そこの対策はやっていますね」と、平然と言う。入団前の準備が、プロの舞台でどう生きるか。注目したい新人選手の一人だ。(記者コラム・川島 毅洋)

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2022年12月28日のニュース