ソフトB・和田　来季42歳で150キロ到達意欲「どこまで成長できるか」

契約を更改し笑顔でくす玉を割った和田（撮影・岡田　丈靖）
Photo By スポニチ

　ソフトバンク・和田はまだまだ進化する。1500万円増となる年俸1億6500万円でサイン。5月29日の広島戦で自己最速の149キロをマークした左腕は「（今オフは）出力をテーマにやっている。柔軟性だったりを失わないようにやっていければ、150キロが見えてくるかもしれない」と大台到達に意欲を示した。

　今季は17試合に登板して7勝4敗、防御率2.78。来季さらに成績を上げるべく“出力アップ”を目指し、より重い器具を使った筋力トレーニングに励んでいる。一方で柔軟性を維持するためストレッチ効果などがあるピラティスにも取り組み、「この年齢になったけど、どこまで成長できるか」と話した。

　今季まで2年契約だったが、新たに結んだ契約は単年だった。来年2月に42歳になる左腕は「毎年言っているけれど、できなければ辞める。そういう気持ちでやらないといけない」とプロ21年目のシーズンへ向かう決意を述べた。（森　寛一）