中日が加藤匠馬の獲得を発表 ロッテから無償トレード 加藤球団代表「ロッテの理解があって話まとまった」

[ 2022年12月26日 15:15 ]

加藤匠馬
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 中日は26日、ロッテから加藤匠馬捕手(30)を無償トレードで獲得したと発表した。野球協約第105条による移籍で、11月に広島から巨人に復帰した長野と同じケース。中日は今オフ3件目のトレード成立で、加藤匠は2年ぶりの復帰となる。

 加藤宏幸球団代表は「捕手の充実が急務なチーム状況で、ロッテ球団の理解があって話がまとまりました。復帰する加藤捕手はドラゴンズ投手陣の力量などをよく把握していると思います。ロッテ球団およびパ・リーグで学んだことを生かしてくれると、期待しています」とコメントした。

 加藤匠は青学大から14年ドラフト5位で中日に入団。強肩を武器に19年にはキャリアハイとなる92試合に出場したが、木下、石橋の台頭によって出番が減り、21年6月に加藤翔との交換トレードでロッテに移籍。今季は24試合に出場して打率・111だった。

 中日は今オフに山下、A・マルティネス、桂が退団し、新人を含めた捕手登録が6人となった。また、今季31試合に出場した石橋が右肘と左膝のクリーニング手術を受け、開幕は微妙な状況で、捕手の補強が急務だった。

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2022年12月26日のニュース