由伸、朗希、村上、近藤…WBC侍ジャパン全30人に先駆け先行メンバー判明 来年1月上旬発表

[ 2022年12月26日 05:00 ]

WBCの先行メンバーに選出されていることが分かった山本
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 来年3月のWBCに出場する侍ジャパンに、オリックス・山本、ロッテ・佐々木朗、DeNA・今永、巨人・戸郷、ソフトバンク・甲斐、ヤクルト・村上、DeNA・牧、ソフトバンク・近藤の8選手が選出されることが分かった。1月上旬に、他メンバーに先駆けて先行発表される。

 山本と佐々木朗は、既に出場表明しているエンゼルス・大谷、パドレス・ダルビッシュと、先発4本柱としてドリームカルテットを形成することが期待される。WBCでは1次ラウンドで65球、準々決勝では80球、準決勝以降は95球の球数制限が導入される運び。先発一人では投げ抜けず、今永と戸郷には「第2先発」も含め幅広い起用法が見込まれる。

 打線では村上が4番を託されそうだ。出場表明済みのカブス・鈴木と左右の強打者でクリーンアップに座る。牧は本職の二塁だけではなく、一塁手としての起用も視野に入る。近藤は19年プレミア12、21年東京五輪と、打者の手元で変化する外国人特有の速球に高い適性をみせた。通算・413と高い出塁率を誇り、打線の鍵となる。

 栗山監督は3人の大リーガーの出場表明を受け「軸になる人のイメージがないと、全体像も見えてこなかった。ここからは早めに選手に伝えられるように」と話していた。今後もスタッフ会議を重ね、1月下旬の最終メンバー30人発表に向けて絞り込んでいく。

 ≪周東“切り札枠”≫ソフトバンク・周東はスペシャリスト枠として選出が決定的になった。13試合連続盗塁成功の世界記録を持ち、終盤や延長タイブレークなど重要局面で切り札として期待される。19年プレミア12ではオーストラリアとのスーパーラウンド初戦で代走出場から二盗、三盗を決め、源田のセーフティーバントで同点生還した。代表常連の源田も正遊撃手候補として代表入りが決定的で、鉄壁の守備力と小技、機動力で支える。 

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