東大ナインが木製新バットを試し打ち　新素材「ダケカンバ」

　東京六大学野球リーグの東大が16日、同校で新たな国産木製バット「ダケカンババット」使用に関して会見を行い、練習を公開した。北海道の森林蓄積量の約9％を占める「ダケカンバ」を、木製バットに主に使われるアオダモやメープルに続く新素材として着目。10月から3選手がモニター使用し、3年生外野手の別府は「芯に当たった時はこっちの方が飛ぶかなと思った」と話した。大学、社会人では同素材のバット使用が認められ、来春リーグ戦の一つの見どころになる。