阪神・浜地“千賀流”で進化期す「変化を恐れない。僕もそういう気持ち」投球フォーム改造に挑戦

[ 2022年12月17日 05:15 ]

走り込む阪神・浜地(中央) (撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 阪神・浜地が“千賀流”で進化を期す。鳴尾浜で自主トレを行い「下地をつくっている。今年一年、ある程度結果が出たから変えられると思っている」と投球フォームの改造に取り組んでいることを明かした。

 プロ6年目の今季は52試合で防御率1・14と大ブレークした一年も立ち止まらない。向上心を突き動かすのは昨オフも合同自主トレを行い、11日(米国時間10日)にメッツと契約合意した千賀の存在。「千賀さんは結果を出した年こそすごく変えるし、変化を恐れない。僕もそういう気持ちが湧いてる」と“攻め”の姿勢を見習って大事なオフを過ごしている。

 「今年のフォームはいろいろ積み重ねてできた。そういう部分では戻る場所がある」。たとえ今回の取り組みが失敗に終わっても、試行錯誤を重ねて完成した22年版の投球フォームに立ち返れるという心の余裕もある。

 「監督も代わるし、外国人も入ってくるし、もう一回勝ち取らないといけない」。リスクを恐れない24歳の新たな挑戦はもう始まっている。(遠藤 礼)

続きを表示

2022年12月17日のニュース