ソフトバンク・嶺井 自慢のハスキーボイスを活用して“人見知り脱却”へ「皆さんとちゃんとしゃべりたい」

[ 2022年12月17日 05:00 ]

ソフトバンク・嶺井(撮影・岡田 丈靖)
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 殻を破ろうとしている――。DeNAからソフトバンクにFA加入した嶺井が新天地での“人見知り脱却プラン”を明かした。チームメートになる東浜とは沖縄尚学、亜大でバッテリーを組んだが、実は人見知り。「それを打破したいんです。自分をホークスで変えたい。松田さん(の存在)はありがたかったんですけど」。きょう17日、大分県内での亜大OBによる野球教室が九州初イベント参加だ。「まずは自分のカラーを知ってほしいですね」と照れる。3年連続で自主トレをともにする松田も参加するが来季は巨人。グイグイ来る“熱男”がホークスにいないだけに積極交流を仕掛けるしかない。

 幼少期からの野球と剣道で形成された自慢のハスキーボイスを活用する。「気がついたら、この声。ひとまず、聞き取れないと思いますので慣れるまで、何度でも聞き返してもらいたい。皆さんとちゃんとしゃべりたい」。監督部屋のノックも画策。藤本監督はキャンプ中、来室を常に歓迎し相談を待っている。「そういう経験は今までなかった。それはうれしい。自分を知ってもらえるように1回、行きます。まずはそこから」。謙虚なシャイボーイ捕手は、ライバルの甲斐だけでなく、自身の壁をも乗り越えようとしている。

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2022年12月17日のニュース