楽天・安楽は300万円ダウンでサイン オフ期間中も「みんなが休んでいる時に練習する」

[ 2022年12月1日 18:44 ]

契約更改交渉を終えた楽天・安楽(代表撮影)
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 楽天の安楽智大投手(26)が1日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸3700万円でサインした。

 8年目の今季は中継ぎで52試合に登板して6勝2敗、1セーブ、13ホールド、防御率4・38という成績だった。2年連続で50試合登板を達成したが、21年(58試合で防御率2・08)から成績を落としており「悔しいシーズンだった。純粋に力不足な結果かな」と振り返った。

 「歯がゆい気持ちを忘れず、反骨心を持ってやるしかない。ぶっ倒れるまで練習できるのはこの時期しかない。みんなが休んだりゴルフに行っている時に練習している。下手くそは練習するしかないので」

 10月は疲労を回復するリカバリーの期間に充て、11月1日からトレーニングを再開した。最初の約2週間は無休だったが、現在は3勤1休のペースで練習に励んでいる。開幕当初に任されていたセットアッパーののポジションを奪回することが来季の目標。西口や宮森らライバルの台頭に危機感を抱いており「多分“安楽は1年で終わりだった”と言われていると思う。3年連続で50試合以上、30ホールド以上、防御率1点台を目指してやっていく」と宣言した。
(金額は推定)

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2022年12月1日のニュース