打席も速い!阪神・中野がスピードアップ賞 秘訣は「ネクストで頭の整理が終わった状態で打席に入る」

[ 2022年12月1日 05:15 ]

スピードアップ賞に選ばれた阪神・中野(阪神タイガース提供)
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 日本野球機構(NPB)は30日、試合時間短縮に貢献した選手、チームを表彰する「ローソンチケット スピードアップ賞」を発表し、打者部門では阪神・中野と楽天・小深田、投手部門では中日・小笠原と西武・高橋が選ばれた。小深田は2年ぶり2度目の受賞で、他の3選手は初受賞。チーム表彰は巨人と西武だった。

 阪神野手は20年の近本、21年の糸原に続いて3年連続の受賞。中野は対戦投手の平均投球間隔(無走者)がセ・リーグ野手最速の11・5秒を誇り、「ネクスト(バッターズサークル)ですべて頭の整理は終わった状態で打席に入る。あまり打席に入ってから考えることもなく、スムーズに行けている結果が、こういった賞をいただけた」と自己分析した。リーグ3位の157安打の好結果も伴い、「走攻守でスピード感あふれるプレーを意識して頑張っていきたい」と二塁に挑戦する来季へ継続を期した。

 ▼中日・小笠原 受賞することができ、光栄に思います。来季もテンポのいい投球を心がけ、少しでも多くチームの勝利に貢献できるよう頑張りたいと思います。

 ▼西武・高橋 ストライクを先行する、テンポ良く投げることを毎試合心がけていたので、その結果が受賞につながったことは非常にうれしく思います。

 ▼楽天・小深田 今年も特に意識はしていないのですが、いつものプレーが試合のスピードアップに貢献できて良かったです。来年はスピードアップ賞と盗塁王を目指して頑張ります。

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2022年12月1日のニュース