広島OB黒田博樹氏が球団アドバイザー契約 「苦しんでいる子の力に」若手投手の指導などを予定

[ 2022年12月1日 12:29 ]

球団アドバイザーとしての契約を結び、取材に応じる黒田博樹氏(撮影・河合 洋介)
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 広島OBの黒田博樹氏(47)が1日、広島市内の球団事務所で来季の球団アドバイザーとして契約を結んだ。11月18日に同ポストに就任すると球団から発表されていた。契約締結後に取材に応じ、「自分のできる範囲で自分のペースで、しっかり自分なりに距離感を保ちながらサポートしていきたい」とコメントした。

 具体的な指導日は未定。「若い投手がたくさんいる。自分が少しでも経験してきたことがプラスになれば…と。僕自身も入団して4年5年は結果が出ずに苦しい思いもたくさんしてきた。いま苦しんでいる子、なかなか結果に結びつかない投手に対して、少しでも何か力になれればという気持ちはあります」と若手投手のサポートなどを思い描いた。大野練習場で若手投手を指導する機会もありそうだ。

 ◇黒田 博樹(くろだ・ひろき)1975年(昭50)2月10日生まれ、大阪市出身の47歳。上宮から専大を経て96年ドラフト2位(逆指名)で広島入り。05年に最多勝に輝き、ベストナインとゴールデングラブ賞。06年に最優秀防御率。07年オフにFA権を行使してドジャースに移籍。ヤンキースを経て15年に広島で日本球界に復帰し、16年限りで引退。日米通算203勝で、背番号15は広島の永久欠番。04年アテネ五輪日本代表。右投げ右打ち。

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2022年12月1日のニュース