慶応・清原Jr.勝児 2安打で関東大会進出貢献!父の前で躍動「これからもっと活躍する」

[ 2022年9月26日 04:00 ]

秋季高校野球神奈川県大会準決勝   慶応7―6日大藤沢 ( 2022年9月25日    サーティーフォー保土ケ谷 )

関東大会出場を決めた慶応・清原(撮影・花里 雄太)
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 西武、巨人などで通算525本塁打を放った清原和博氏(55)の次男、慶応の勝児内野手(1年)が25日、秋季神奈川県大会の準決勝に「7番・三塁」で先発出場。4打数2安打の活躍で日大藤沢に7―6で勝ち、関東大会出場を決めた。

 精かんな顔つきは若き日の父をほうふつさせる。勝利を決めると仲間と喜びを分かち合い「甲子園に行って優勝するのが目標。一つヤマを越えられてよかった」と語った。4回に4試合連続安打となる三塁強襲の内野安打。5―0の5回は2死二塁の好機で打席に入り、初球を打って左翼ポール際に鋭い当たりを放ったが惜しくもファウル。最後は内角球に空振り三振に倒れ「泥くさく、絶対に走者を還そうと思っていたんですけど、最後はいいボールで打てませんでした」と唇をかんだ。

 この日は尊敬する父がバックネット裏で観戦する中、8回も左前打を放ち「“俺のことは気にしないで自分のやりたいようにやれ”と言われた」と笑顔。甲子園への思いを問われると「お父さんがあれだけ活躍した場所なので、自分も続いて、お父さんを超えられるように活躍したい。これからもっと活躍するので見守っていてほしい」と目を輝かせる。

 父は甲子園で史上1位の13本塁打を記録した偉大な打者。来春選抜の参考資料となる関東大会も勝ち抜き、聖地のグラウンドに立つ。

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2022年9月26日のニュース