阪神ラストゲーム10・2は先発・西純が最有力!CS進出へ、4年連続Aクラス入りへ、命運託した

[ 2022年9月26日 05:15 ]

<阪神練習>藤浪(右)とキャッチボールで調整した西純 (撮影・成瀬 徹)
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 阪神・西純が甲子園でヤクルトと戦う10月2日の今季最終戦に先発することが濃厚になった。

 27、28日のヤクルト戦(神宮)で中継ぎ待機をする可能性が残されていたが、この日、金村投手コーチが遠征に同行させないことを明言。「(藤浪)晋太郎は神宮へ(中継ぎとして)行かせます。ロング(イニングを投げる投手)を2枚入れてもしょうがないから」と語った。今後は先発調整に入り、6勝を挙げた飛躍のプロ3年目を締めくくるマウンドに備えるもようだ。

 チーム状況次第では、10月2日は、クライマックスシリーズ進出をかけた重要な一戦になる可能性がある。4年連続のAクラス入りへの命運を託されたと言っても過言ではない本格派右腕はこの日、甲子園球場でダッシュ中心のメニューで汗を流した。

 「1軍で10試合以上投げさせてもらった。最後もこういう形で1軍の試合に関われているというのは、すごく充実しているのかなと思う」

 21日の広島戦では、プロ初の中継ぎ登板で好投した。次は先発か中継ぎか――。自らの口では次回の役割を明かさなかったものの、出番へ向けて「もう最後の最後なので、一試合一試合に向けて準備をしたい」と気持ちを引き締め直した。

 西純が今季の投手陣のトリを務めることが有力視される一方で、金村コーチは「最終戦(の先発)もどうなるか分からないから」とも話しており、2桁10勝にあと1勝としている西勇の可能性も残されている。

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2022年9月26日のニュース