日本ハム・新庄監督が有言実行 救援テストで伊藤大海がプロ初セーブ!1点差9回に完璧救援

[ 2022年9月26日 21:15 ]

パ・リーグ   日本ハム3ー2楽天 ( 2022年9月26日    札幌ドーム )

<日・楽25>9回、雄叫びをあげる伊藤(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは楽天に3―2で勝利し、連敗を2でストップ。9回には伊藤大海投手(25)がクローザーとして登板、三者凡退に抑えてプロ初セーブを挙げた。

 打線は、3回1死無走者から宇佐見の右越えソロで先制。自身キャリハイとなる今季5号本塁打だった。4回2死一、二塁からは谷内が右前打を放つと、相手の守備の乱れがあり2者が生還。リードを3点に広げた。

 1点リードで迎えた9回には、チーム最多10勝右腕・伊藤がマウンドへ。先頭の辰己を見逃し三振に斬ると、続く鈴木は遊飛。ラストバッター茂木も空振り三振に抑え、キャリア初セーブを挙げた。

 新庄監督は来季に向けたテストとして、24日の試合から伊藤と8月27日のソフトバンク戦で無安打無得点試合を達成したポンセを救援待機させ、「同点ならポンセにいってもらうつもりだった」と説明していた。

 伊藤に関しては一度は抑えテストを「白紙」としていたが、新庄監督は「気が変わった。(昨夏の東京)オリンピックの時のような伊藤君を見てみたいという気持ちが出てきた。本人に伝える前に(方針を)変えた。」と今季残り試合で抑えとしての適性を試す考えを示していた。

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