巨人 自力CS再消滅、16年ぶり2年連続負け越し決定 エース菅野痛恨4回1/3投げ4失点

[ 2022年9月26日 04:50 ]

セ・リーグ   巨人1-7中日 ( 2022年9月25日    バンテリンD )

<中・巨>バンテリンドームナゴヤでの今季最終戦を終えファンにあいさつする原監督(右端)ら巨人ナイン(球団提供)
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 巨人は最下位・中日に2連敗で自力でのCS進出の可能性が再び消滅した。先発・菅野は14年9月24日から7連勝中だった得意のバンテリンドームで4回1/3を8安打4失点。「大事な試合で役割が果たせず、申し訳ない」と肩を落としたエースに原監督も「本来の投球ではない」と語った。

 打線は2試合連続で1点のみ。痛恨の連敗で今季は67勝71敗3分けとなり、05、06年以来16年ぶりの2年連続シーズン負け越しで3位以下が決まった。これでセ・リーグの3位チームは勝率5割未満でCS進出となることも決定。0・5ゲーム差となった4位・広島、阪神とは負けと引き分け数が並んだ。残り2試合。10月1、2日のDeNA戦(横浜)へ指揮官は「時間を使いながら2試合を戦っていく」と必死に前を向いた。(川島 毅洋)

 《3~6位球団が自力CS進出の可能性消滅する珍事》セはヤクルトの優勝とDeNAの2位が確定。一方、3位以下は確定せず、前日まで巨人に点灯していたクリンチナンバー3が消滅し、3~6位球団全ての自力CS進出の可能性が消滅する珍事になった。3位の巨人、4位の阪神と広島が残り全勝の場合、最終勝率が・493で並んでしまい、前記3球団のいずれが全勝しても、他球団の結果によって進出か否かが決まる状態となったため。なお、規定で3球団が並んだ場合は、当該球団間の対戦勝敗を合算(巨人は阪神戦+広島戦)し、最も高勝率の球団を上位とするとあり
巨23勝26敗1分・469
神23勝24敗3分・489
広26勝22敗2分・542
以上の通り、広島がCS進出。巨人と広島が同率の場合は当該カード勝ち越しの巨人がCS進出。巨人と阪神の場合は阪神、阪神と広島の場合は広島がCS進出となる。

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2022年9月26日のニュース