ヤクルト・石川 来季も現役続行、42歳左腕 球界最年長として22年目へ 大目標200勝まであと17

[ 2022年9月26日 04:00 ]

セ・リーグ   ヤクルト1-0DeNA ( 2022年9月25日    神宮 )

ヤクルト・石川
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 ヤクルト・石川雅規投手(42)が来季も現役を続行することが25日、分かった。球団側は来季もベテラン左腕を戦力として高く評価。中日・福留が引退するため、球界最年長選手として22年目のシーズンを迎えることになる。

 今季も開幕から先発陣の一角を担い、史上3人目の入団から21年連続勝利、球団3人目の3000投球回を達成した。21日の中日戦で5回1/3を2失点と好投するなど6勝4敗、防御率4・28でリーグ連覇に貢献。熟練の投球術とひたむきな練習姿勢は、若手の何よりの手本となっている。

 通算183勝で、大目標の200勝まであと17。「一勝一勝積み重ねて、200勝という大きな目標にたどりつきたいと思っている」とモチベーションは高い。来季も頼れる背番号19が神宮のマウンドに立つ。

 《ムーチョに感謝》チーム最年長である42歳のベテラン左腕・石川は6勝を挙げてリーグ連覇に貢献した。祝勝会では後輩からビールをかけられながら「神宮球場でビールかけができてうれしい。みんな、これをやるために頑張ってきた」と笑顔。正捕手として投手陣を巧みにリードした中村については「大黒柱はムーチョ(中村)だった」と感謝した。

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