マリナーズが9点のリードを守れず逆転負け　6回裏に11失点

6回途中でマウンドを降りたマリナーズ先発のカスティーヨ（AP）
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　ア・リーグのワイルドカード争いに加わっているマリナーズ（西地区2位）は25日、敵地カンザススティー（ミズーリ州）でロイヤルズと対戦。5回に6四死球と4安打で大量8点を入れ、6回にも2点を追加してこの時点で11―2と9点のリードを奪った。

　しかし5年、1億800万ドル（約156億円）で契約延長に合意したばかりの先発ルイス・カスティーヨ（29）が、6回1死から新人のマイケル・マッシー（24）に3号2ランを浴び、次の打者を歩かせたところで降板。ここからマウンドに登場した3投手が長短6安打と3四球を許してこのイニングだけで11点を失って試合をひっくり返された。

　マリナーズは手痛い逆転負けを喫して83勝69敗。ワイルドカード争いでは最後の枠となる3番手にいるが、2番手のレイズ（84勝69敗）とは0・5ゲーム差、4番手のオリオールズ（79勝73敗）とは残り10試合で4ゲーム差となっている。

　13―12で勝ったロイヤルズは63勝90敗。すでにプレーオフ進出の可能性はなくなっているが、ここ6戦で5勝目を挙げた。