【阪神大学野球】トップ走る天理大がまさかの逆転負け 9回、藤居が連続適時打浴び降板後…

[ 2022年9月26日 16:09 ]

阪神大學野球秋季リーグ戦第4節1回戦   大阪産業大7―5天理大 ( 2022年9月26日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<天理大・大産大>天理大の先発・藤居(撮影・岸 良祐)
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 勝利ポイント15で優勝争いのトップにいる天理大がまさかの逆転負けを喫した。

 5―1で迎えた9回、8回まで毎回走者を出しながら1失点と粘りの投球を見せていた藤居海斗(3年=近江)が1死一、三塁から大阪産業大の4、5番に連続適時打を浴び降板した。2番手・松原北斗(3年=栄徳)が中犠飛で1点差と迫られ、なおも2死一、二塁となったところで3番手・真城翔大(3年=高知商)が逆転3ランを打たれた。

 藤原忠理監督は「藤居には能力をもう一段階上げるために続投させた。負けたら優勝がなくなる訳でもないので」とあえて試練を与えたが、思い通りの結果には結びつかなかった。

 それでも、8月下旬の体調不良からこの秋絶不調だったドラフト候補の友杉篤輝(4年=立正大淞南)が初回に中前打、7回には今リーグ戦初のタイムリーを放つなど4打数2安打。「いい意味でフルスイングせず8割ぐらいの感じで振りました。調子はだいぶ戻ってきました」。優勝争いは再び混戦ムードが漂ってきたが、まだリードしている状態は変わらない。「ボクはそんなに気にしてません」と自身の復調ムードとともにチームの4連覇を見据えていた。

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2022年9月26日のニュース