巨人先発のメルセデスは7回途中4失点で降板 “2戦連続”の先発で粘投も6勝目ならず

[ 2022年8月2日 19:52 ]

セ・リーグ   巨人─阪神 ( 2022年8月2日    東京D )

<巨・神>2回、大山(左)に先制ソロを浴びた先発のメルセデス(撮影・河野 光希)
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 コロナ禍で活動停止となっていた巨人が2日、阪神戦(東京ドーム)からペナントレースを再開した。7月19日以降、支配下選手41人を含む計84人の新型コロナ感染者を出し、同20日のヤクルト戦を最後に試合は計6試合延期となっていたが、13日ぶりの試合となった。先発のC・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)は7回途中まで投げ6安打4失点(自責3)で降板し、区切りの来日30勝目となる今季6勝目を手にすることはできなかった。

 コロナ禍に見舞われたチームの中で数少ない陰性。チームの窮地を救うべくメルセデスは前回7月20日から“2戦連続”の先発マウンドに立った。初回こそ3者凡退に抑えたが、2回1死から、大山に右翼席へ先制ソロを浴びた。カウント1ボール2ストライクと追い込みながら、143キロ直球が高めに浮いた。3回には2死無走者から中野に右翼線三塁打を打たれると、続く島田に中前打され、追加点を奪われた。

 打線が4回に丸の右前適時打など3得点して逆転してもらったが、6回1死二塁から佐藤輝に高め直球を左前に運ばれ、同点。さらに7回には1死二、三塁から青柳の代打・北條に中犠飛で勝ち越し点を奪われ、2番手の高梨に交代した。

 メルセデスは小林とバッテリーを組んだ6月4日のロッテ戦(東京D)で8回途中1失点と好投し、今季5勝目をマークしたが、その後は6試合連続で白星なしとなった。

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