巨人が難攻不落の青柳から4回に一挙3得点で逆転 丸の右前適時打から阪神のミスにつけ込む

[ 2022年8月2日 19:11 ]

セ・リーグ   巨人─阪神 ( 2022年8月2日    東京D )

<巨・神>4回、適時打を放ちガッツポーズする丸(撮影・白鳥 佳樹)
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 コロナ禍で活動停止となっていた巨人が2日、阪神戦(東京ドーム)からペナントレースを再開。13日ぶりの試合で3番に座った丸佳浩外野手(33)が4回に追撃の右前打を放つなど、一挙3得点を奪って逆転した。

 3回まで青柳にパーフェクトに抑えられていたが、2点を追う4回先頭の吉川が死球で出塁。続く重信が中前打でつないで無死一、三塁とすると、丸が初球を右前に運んで1点差とした。さらに無死一、三塁で岡本和がフルカウントから見逃し三振となったが、この場面で一塁走者の丸がスタートを切り、一、二塁間に挟まれる形に。そこから三塁走者の重信が飛び出し、今度は三本間に挟まれたが、捕手の梅野の送球を三塁の佐藤輝が捕球できず、重信が生還し同点。さらに、カバーした大山の本塁送球も逸れ、丸が勝ち越しの生還となった。

 丸は岡本和らと20日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。支配下選手41人を含む計84人の新型コロナ感染。試合はオールスターをはさんで6試合止まった。チームはこの試合前時点で5位。試合勘やコンディションに不安がある中で、この試合まで防御率1・37の難敵・青柳にくらいついた。

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