夢が現実に!ヤクルト村上「今日は打てると思ってた」 記録「知らなかった」もプロ野球史上初5打席連続弾

[ 2022年8月2日 21:34 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー0中日 ( 2022年8月2日    神宮 )

<ヤ・中>5打席連続弾の村上はスコアボードをバックに笑顔でガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの頼れる主砲・村上宗隆内野手(22)が初回から2打席連続本塁打を放ち、7月31日の阪神戦から引き続き5打席連続本塁打のプロ野球新記録を達成。試合後「今日は夢でホームランを打つのを見たので、もしかしたら打てるんじゃないかなと思ってた」と明かした。

 村上は4打数3安打2本塁打3打点の活躍でチームを2連勝に導き、試合後のヒーローインタビューで「疲れました~」と笑顔。前人未到の5打席連続本塁打という大記録達成については「知りませんでした」と答えた。

 第1打席の38号ソロについては「4打席連続は意識してましたし、今日は夢でホームランを打つのを見たので、もしかしたら打てるんじゃないかなと思って打席に立ちました」と明かし、「普段通り集中して甘くきた球を一発で仕留められたので良かったです」と振り返った。

 日本新記録がかかった第2打席の39号2ランについては「5打席連続出たらいいなぐらいの気持ちで。ちょっとは狙ってましたけど、それぐらい(楽な)気持ちでいきました」とコメント。「チェンジアップで体勢崩されたんですけど、左手の感覚も凄く良かったですし、右手のフォロースルーも良かったので、もしかして入るんじゃないかと思って走ってました。(後で記録を知って)史上初なんだ!うれしいなと」と笑顔で喜んだ。

 連続本塁打が5打席でストップしたことには「(3打席目は)まぁもう一発打てたらいいなぐらいの気持ちでいきましたけど、回の先頭だったので追い込まれた瞬間にヒットを狙って何とか塁に出るという気持ちでいきました」と自身の記録よりもチームの勝利を優先しての二塁打だったとし、またいつか6打席連続本塁打の記録に挑戦したいか問われると「あります!!」と断言。本拠のファンは大盛り上がりとなった。

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