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大福ロジスティクスが初勝利 8回に鮮やか逆転 決勝ホームの知念「ちむどんどん」

[ 2022年5月29日 05:30 ]

第93回都市対抗野球九州地区予選第1日   大福ロジスティクス4-3エナジック ( 2022年5月28日    リブワーク藤崎台ほか )

<大福ロジスティクス・エナジック>8回、生還した知念(手前)を迎える大福ロジスティクスの選手たち
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 7月18日に開幕する都市対抗野球(東京ドーム)の九州代表2枠を争う九州地区予選が開幕。1回戦4試合があり、創部3年目、出場2回目の大福ロジスティクス(熊本・甲佐町)がエナジック(沖縄・うるま市)を逆転で破り、地区予選初勝利を挙げた。宮崎福祉医療カレッジ(宮崎・日南市)は初出場初勝利を収めた。

 大福ロジスティクスが昨年の雪辱を果たした。決勝のホームに頭から滑り込んだ沖縄出身の知念は「うれしくて“ちむどんどん”しました」。放送中のNHK連続テレビ小説のタイトルで流行語にもなった沖縄方言で“胸ワクワク”の喜びを表した。

 2点を追いかける8回だ。先頭の松永、黒岩の安打で1死一、三塁のチャンスをつくり、4番の知念が左前打でまず1点。さらに連続四死球で同点にすると小斉平の中犠飛で三走・知念が勝ち越しのホームを奪った。昨年の1回戦、0―3で敗れたエナジックを鮮やかに逆転。1年間でつけた力を見せつけた。

 部員は物流・運送のトラックドライバー、倉庫作業員のほか老人介護施設職員らで構成し、介護ケアを担当する知念は沖縄尚学でリチャード(ソフトバンク)とクリーンアップを組み、近大産業理工学部(飯塚市)を経て昨年、「都市対抗に出るため熊本に来た」と平均21歳の若いチームに加わった。

 藤本浩二監督は「選手がよく頑張って力を付けてくれた」と歓喜の涙を流しながらナインを称賛。2回戦は昨年都市対抗準優勝のHonda熊本が相手だが「強いHondaに食らいついて最後は勝てるように頑張る」と知念。初勝利を自信に代えて強豪に挑む。(中島 泉)

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