日本ハム・杉谷 中田翔の“ツンデレ対応”暴露「後からしっかりLINEで“ありがとな”って来てました」

[ 2022年5月29日 18:59 ]

交流戦   日本ハム7ー2巨人 ( 2022年5月29日    札幌D )

<日・巨>ヒーローインタビューに登場した杉谷(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 日本ハムの杉谷拳士内野手(31)が昨年8月に巨人へ無償トレードで移籍した“兄貴分”中田翔内野手(33)へお立ち台でしっかりとやり返した。

 中田は巨人移籍後初の札幌ドーム入りとなった27日のカード初戦はベンチスタートで、最後まで出番なし。だが、2戦目となった前日28日には7回に代打で登場すると、ドラフト同期でもある宮西から貴重な追加点となる中前適時打を放ち、9回には望月から左翼スタンド上段へ12試合ぶりとなる5号2ラン。史上42人目となる全12球団からの本塁打を達成するなど2打数2安打3打点と大活躍した。

 杉谷はその試合で9回に代打で登場。中田が日本ハム時代に使用していた登場曲「My HERO」に乗って打席に入る粋な演出を見せた。試合後のヒーローインタビューで中田は「全然気づかなかったです、すいません」とこの日一番の笑顔。スタンドからも笑いが起きると「守備に集中してましたし、まぁ、あの…。別にあまりうれしくもないですけど…ありがとうございます」と杉谷をおいしくいじってさらに笑わせていた。

 前日の代打では凡打に終わった杉谷。だが、この日の試合は「9番・二塁」に入って先発出場し、1安打2打点と活躍した。意気揚々とお立ち台に上がった杉谷は前日のシーンについて「中田さんの入場曲で打席に立ちたいなと思っていたので。ファンの皆さんも期待していましたし。結果こそ出ませんでしたけども、あの曲がかかるということは、僕もずっと(一緒に)戦ってきたチームメートだったので、なんかすごいあふれるものがありましたし…」とした上で「きのうヒーローインタビューで中田さんが“全然知りませんでした”っていうことを言っていたんですけども、後からしっかりLINEで“ありがとな”って来てました」と先輩の“ツンデレ対応”をしっかり暴露。ニヤリと笑って舞台裏を明かすと、スタンドからは大きな拍手が起こっていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月29日のニュース