巨人・原監督 4回途中5失点KOの横川は「もう少しできる人だと思って期待をして放らせた」

[ 2022年5月29日 17:59 ]

交流戦   巨人2―7日本ハム ( 2022年5月29日    札幌D )

<日・巨>ベンチで試合を見る原監督(撮影・高橋茂夫)
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 セ・リーグ2位の巨人はパ・リーグ最下位の日本ハムに先発全員となる14安打を許して7失点完敗。交流戦2カード目で初の負け越しを喫し、1試合を残して5月の月間負け越しが決まった。また、日曜日はこれで6連敗となっている。

 プロ初勝利を目指して昨年6月2日の西武戦(東京D)以来361日ぶりの1軍マウンドに上がった4年目左腕・横川が4回途中7安打5失点KO。初回から4回まで毎回先頭打者を塁に出す苦しい展開で初回と2回に1点ずつを失い、4回に無死満塁としたところで降板した。ここで2番手右腕・畠が登板。だが、3者連続で適時打を浴びて横川が残した走者全員に本塁生還を許してリリーフに失敗した。一方で、3番手として登板した戸田が3回2/3のロングリリーフを3安打1失点と健闘した。

 巨人の原辰徳監督(63)は試合後、自ら「寒いねえ」と切り出すと、横川について「うーん…そうねえ…。もう少しできる人だと思うけどね。うーん、やっぱり、うーん…まあね、もう少しできる人だと思って期待をして放らせたということですね。細かいこと言っても仕方ないよ」とコメント。2番手以降、厳しい場面でのリリーフとなったことについては「いやぁ…」と苦笑いした後で「そりゃそうだけど、あそこは畠が何とかね。畠もそうですねえ。まあ、こういう結果になってしまうね」と振り返った。

 それでも、力投を見せた戸田については「そうですね。そうですね。頑張りましたね。彼がいたことでリリーフ陣もそんなに無駄な使い方、無駄と言っちゃいけないけど、そういうあれがなかったからね。よく立て直してくれたね」と称えていた。

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