早大・吉納翼のバットが止まらない!

[ 2022年3月14日 15:27 ]

アマ野球オープン戦   早大6―4東京ガス ( 2022年3月14日    早大G )

早大・吉納翼
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 右翼のレギュラー確実な早大の新2年、吉納翼(東邦)が好調をキープしている。

 この日は昨年の都市対抗野球の覇者・東京ガスと対戦。2回の1打席目は、慶大時代に左腕エースとして活躍した高橋から右翼線へ痛烈な二塁打。1点差に迫られた6回にはサイドスローの山下から右翼越えにオープン戦3号となるソロ。8回には再び左腕・稲葉から二塁打の蛭間を置き中前にダメ押しの適時打。左対左をまったく苦にしない打撃は蛭間が2人いる感じだ。

 1メートル80、84キロの左打者。昨年の入学時には「三冠王を狙いたい」と宣言した度胸も買いだ。現在は6番にいるが、下位の4番として打線に厚みを加えている。対戦した東京ガスの山口太輔監督は「吉納?左投手にも形が崩れない。いい選手だよ。でも4年になったらプロに行っちゃうんだろうなあ」と笑顔で話した。投手陣に不安が残る今季の早大。「とにかく点を取らないと」と話す小宮山悟監督。6番吉納、7番野村健太(3年=山梨学院)と並べば久しぶりに“打棒・ワセダ”復活が実現する。

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2022年3月14日のニュース