広島 仕事始め 今季は新人台頭に期待 誠也の移籍見据え「末包は面白い」

[ 2022年1月6日 05:30 ]

広島ドラフト6位の末包 (撮影・奥 調)
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 広島は5日、球団の仕事始めを迎えた。

 今季は鈴木誠に大リーグ移籍の可能性がある中、松田元オーナーは新戦力の台頭に期待。昨年の都市対抗1回戦で本塁打を放ったドラフト6位・末包(大阪ガス)の名前を挙げて「どの程度やれるか期待している。映像を見る限りは長打力があり、器用に打ち分けられるので面白い選手だと思う」と激励した。鈴木誠の移籍を見据えて昨年のドラフト会議では同3位・中村健(トヨタ自動車)、末包と社会人卒の外野手を2人指名しただけに、し烈な競争による戦力の底上げを思い描いた。

 4番候補にも挙がる新外国人のマクブルームについては「当然、頑張ってくれないといけない選手」と長打力不足を埋める存在として期待する。また、即戦力だけでなく高卒選手の成長も心待ちにし、同4位・田村(愛工大名電)を「すごくセンスがいい」と言及するなど、同7位・高木(県岐阜商)ら次世代の1軍戦力の育成にも高い関心を示した。

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2022年1月6日のニュース