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夫・青木の「夢」は時を越えて刻まれた 元テレ東アナ・佐知夫人が明かしたヤクルト愛

[ 2021年11月28日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2021第6戦   ヤクルト2ー1オリックス ( 2021年11月27日    ほっと神戸 )

ヤクルト青木&佐知夫妻
Photo By スポニチ

 ヤクルト・青木宣親外野手はメジャーでの6年間を経て、古巣復帰4年目で自身初の日本一をつかんだ。最も近くで支え、苦労や喜びを共有してきた元テレビ東京アナウンサーの佐知夫人がスポニチ本紙に独占手記を寄せた。

 ヤクルトでの日本一はずっと主人が願い続けていたことでしたので、それが現実となり本当にうれしいです。日本に戻ってきて4年目。今年は凄く苦しんでいるように見えました。コロナの濃厚接触者となり、1月の自主トレの時に続いて、4月にも自宅待機となりました。アスリートとして2週間トレーニングもできない。既に開幕していたので焦りもあったと思います。自宅でも隔離し、私たち家族も近づいたり、外出することも控えていました。その苦しい時期もあったので、この日本一は格別だと思います。

 ヤクルトが前回リーグ優勝した15年は、サンフランシスコ・ジャイアンツでプレーしていましたが、この年は頭部死球による脳振とうの後遺症で、9月初めにシーズン終了。メジャー6年間の中でも最もつらい時期だったと思います。そんな時にヤクルトの試合をネットで見て、元気をもらっていました。

 メジャーではワールドシリーズにも出場しましたし、いい思い出もたくさんありました。でも主人の中では、日本と米国は別物なのだと思います。育ててくれたヤクルトへの思いはずっと胸の中にあり、時計の針は11年で止まっていたと思います。17年オフに「日本に戻ろうと思う」と聞かされた時もそうでしたが、私は主人の決断はいつも正しい道だと信じ、ついてきました。18年に再びヤクルトでの野球人生が動きだし、以前とは立場も役割も違ったと思いますが、求められることを全うしようとする気持ちを強く感じました。

 小学生の長男も野球を始め、うまく打てなかったり、投げられなかった時にパパに話を聞いたりしています。自分もパパと同じことをしているという感覚なのでしょう。日本一も家族みんな喜んでいます。ヤクルト球団、高津監督、コーチ、チームメート、そして応援してくださるファンの皆さま。素晴らしい方々に囲まれて日本一にたどり着けたこと、本当に幸せなことだと思います。全ての方々に感謝申し上げます。

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