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ヤクルト・青木 悲願の日本一に涙 39歳、チーム在籍計12年目

[ 2021年11月28日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2021第6戦   ヤクルト2ー1オリックス ( 2021年11月27日    ほっと神戸 )

<オ・ヤ>日本一を達成し、涙を流す青木(中央)(撮影・椎名 航)
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 盟友の石川に肩を抱かれながら、ヤクルト・青木はナインの待つマウンドにゆっくり歩を進めた。顔はくしゃくしゃ。リーグ優勝を決めた際の笑顔のフライングスタートとは対照的。悲願の日本一に涙が止まらなかった。

 ヤクルト在籍計12年目で初優勝し、日本一には「もちろん特別です。何とか出て勝ちたい」と強い思いを口にしていた。39歳のベテランは大一番で躍動。今シリーズは第2戦で宮城から執念の決勝打。日米2500安打を達成した卓越した技術をここぞで発揮した。

 日本球界に復帰した18年から、意識的に喜怒哀楽を出してきた。6年間のメジャー生活で感じたのは、良くも悪くも選手の感情表現の豊かさ。「ファンの方が見ていて、不愉快に感じる人もいれば、本気度が伝わる人もいる」。凡退すれば悔しがり、仲間が活躍すれば誰よりも喜んだ。勝利のためならヘッドスライディングも辞さない。野手最年長が本気度を見せれば、若手が奮起しないはずがない。戦う集団へと変貌して、日本一にたどりついた。

 「3年間自分がやってきたことをチームができている」。頼もしい後輩たちの姿に、涙が浮かぶ目を細めた。(青森 正宣)

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