阪神・嶌村球団本部長 梅野残留交渉は「全力を挙げて」 スアレスとも粘り強く交渉へ

[ 2021年11月18日 05:30 ]

阪神・スアレス(左)と梅野

 阪神の嶌村聡球団本部長(54)が17日、改めて流出危機にあるチームのキーマン2人の残留交渉に全力を尽くす姿勢を示した。

 国内FA権行使も視野に入れる梅野については「本当に大事な選手」と強調。今季最終盤は出場機会が減ったものの、昨季まで3年連続ゴールデングラブ賞の守備力に加え、勝負強い打撃でもチームに貢献してきた。FA宣言すれば争奪戦となる可能性もあり「詳しいところは申し上げることではない」としつつ「全力を挙げて残留を。そのように常々考えております」と繰り返し、条件面も含め球団としての誠意を尽くす構えだ。

 メジャー複数球団が獲得調査しているスアレスとも粘り強く交渉する方針だ。2年連続セーブ王に輝いた守護神には、帰国前に矢野監督が直接「頼むぞ」と言葉をかけ残留を要請。嶌村本部長も「あれだけの抑えがいたら、非常に助かります。そういった思いは現場も球団も間違いなく一緒」と話し、今オフの最重要課題の一つとして取り組んでいく。

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2021年11月18日のニュース