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投手陣再建しか致しません!巨人・桑田コーチが“ドクターK”に、ストライク率12球団最低を「治療」

[ 2021年11月18日 05:30 ]

ジャイアンツ球場で投手陣のブルペン投球を見守る巨人・桑田投手チーフコーチ
Photo By スポニチ

 投手陣再建へ、ドクターKが立ち上がる。巨人の桑田真澄投手チーフコーチ(53)が17日、ジャイアンツ球場で行われた秋季練習を視察。今オフ、補佐から昇格した同コーチは、最大の課題に「制球力」を挙げた。今季3位に終わったチームは、リーグ4位の防御率3・63に低迷。来季へ向けた取り組みを「治療」と位置づけ、V奪回に向けて処置を施していく。

 低迷の一因となった投手陣に鋭いメスを入れる。桑田投手チーフコーチは、コーチ就任2年目となる来季へ、執刀医として責任感をにじませた。

 「チーフコーチで責任も出てきたので、来年は実行する。病院で言うと“診察”が今年で来年が“治療”」

 カルテに書き込まれた病原ははっきりしている。「課題は制球力というのは明確に出ている。あまりにもボールが多すぎる」。520四死球はリーグ5位。優勝を飾ったリーグ1位のヤクルトの413四死球と100以上の差だ。自軍投手のストライク率のデータが12球団最低とし「ゾーンに投げる力と、ボール球を振らせる」の重要性を説いた。

 処方の一つとして挙げたのは「傾斜での投球」。今春キャンプからその重要性を説いてきた。3年目の高橋は年間通じてブルペンでのキャッチボールの頻度を増やし、自己最多でチームトップの11勝をマーク。「制球が良ければ好きにやってくださいですけど、そんな自信ある人いないと思うので」と継続を求めた。また「変化球の精度向上」も治療法の一つ。「早く曲がる変化球は全く意味がない。ホームベース前のワンバウンドなんて誰が振りますか?打者の近くで曲がる変化球とか、そういったものを身に付けてほしい」とした。

 ドラマ「ドクターX」ならぬ「ドクターK」が「僕、失敗しないので」とばかりに取り組む大きなオペ。「ホームラン打たれるのと、三振取るのはどっちが楽しいですか?打たれてばかりじゃ楽しくないですよ」。桑田チーフコーチが「白星の巨投」構築を目指すシーズン2が、スタートした。(田中 健人)

 ▽ドクターX~外科医・大門未知子~ 女優・米倉涼子(46)主演のテレビ朝日の人気ドラマシリーズ。群れや権威、束縛を嫌う孤高の天才外科医・大門未知子が、金と欲にまみれた病院組織にメスを入れる医療ドラマ。2012年に第1弾が放送され、第7シリーズが10月から放送されている。過去6シリーズの平均視聴率は20%超え。主人公の決めゼリフは「私、失敗しないので」。暗黙の了解とされる教授の付き合いや下働きを「致しません」の一言で拒否する姿が痛快で、人気を博している。

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