ソフトB・藤本監督 守護神は森に任せた「8、9回は固定したい」モイネロと方程式確立望む

[ 2021年11月18日 05:30 ]

ソフトバンク・森

 ソフトバンクの宮崎秋季キャンプが休日となった17日、藤本博史監督(58)がオンライン取材に応じ、来季の勝利の方程式について言及した。

 藤本監督は「8、9回は固定したい」とし、守護神は森に任せる方針だ。「今までの実績もあるので9回と考えている」と信頼は揺らがない。森は今季、左肘手術でシーズン序盤に戦線離脱。復帰後も本来の球速に戻らない中、30試合に登板し1勝3敗。防御率4・03は自己ワーストだった。それでも昨年まで、7年連続50試合登板を達成してきた鉄腕。指揮官は「スピードは5キロくらい落ちているが、2月1日は体を絞って良い状態で来てくれると信じている」と完全復活を願った。

 8回はモイネロだ。「絶対必要ですね。8回で考えています」ときっぱり。今季は33試合に登板し、1勝0敗、防御率1・15。残留交渉が続いている中継ぎエースだが、「(残留を)お願いしています」。7回は臨機応変に対応する意向を明かし、経験のある岩崎や若手の板東、津森、甲斐野、古谷らが候補となる。(福井 亮太)

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2021年11月18日のニュース