北別府さん「息子が出てきたかのように緊張」 “元気の源”森下の侍ジャパン先発にドキドキ

[ 2021年8月1日 14:40 ]

北別府学氏
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 広島ひと筋にエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(64)が7月31日、自身のブログを更新。同日行われた東京五輪野球1次リーグA組第2戦・メキシコ戦(横浜)で侍ジャパンの先発投手を務めた広島の森下暢仁投手(23)をわが息子のように見守っていたことを明かした。

 「今日の侍ジャパン 森下の先発」と書き出すと「息子が出てきたかのように緊張して観ていました」と率直な胸中を告白した。父のように試合を見守った北別府さんの思いも通じてか、森下は5回2失点で大役を務め上げ、勝利投手に。広島のルーキー守護神・栗林良吏投手(25)もラストイニングを3人でピシャリと抑えてセーブを挙げた。

 北別府さんはこれまでもブログで森下について度々言及。昨年10月には「最近の私の元気の源」とつづり、森下の新人王獲得が決まった12月には「感慨無量です」と祝福。今年4月には「森下君ーーー!!髪が!!赤くなった」と森下の外見の変化についても触れていた。

 北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。愛妻の献身的な看病を受けながら、同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、今年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”した。6月14日のブログでは、転倒して側頭部を10数針縫うケガを負っていたことを発表。その後、尾てい骨骨折も発表した。

 7月30日のブログでは転倒した際に脳震とうを起こしていたことを明かし、通りかかった佐川急便の配達員2人に助けてもらったことも告白。「家内を呼びに行き流血した頭にタオルを敷いて救急車を呼び救急車の到着まで私の様子を見ながら家内に優しく話しかけてくれたそうです。家内は翌日に、広島支社にお礼に行ったそうですがその際に担当員の上司の方の当たり前のことをしただけですという言葉に胸が熱くなったと聞きました。佐川急便さんの配達がきたら直接お礼がしたいと思っていますが未だお会いできていません」とつづっていた。

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