侍J・吉田正「やっぱり結果がほしい」 メキシコ戦無安打も…あす米国戦で雪辱誓う

[ 2021年8月1日 20:13 ]

侍ジャパンの吉田正(撮影・篠原岳夫)
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 東京五輪で金メダルを目指す侍ジャパンの吉田正尚外野手が1日、都内で全体練習に参加。フリー打撃などで汗を流し、2日の米国戦(横浜)に向けて意気込みを示した。

 「メジャーにトライするような若い選手が多く、中堅、とメジャー経験した選手もいてバランスの取れたチーム。しっかり自分たちの力を出せればチームを勝ちに導けると思います。やってみないと分からないことはたくさんありますが、勝ちに向かってやっていくしかないと思います」

 幼少期からメジャー好きで、米国代表と五輪の舞台で対戦する。元同僚のディクソンも所属しており、「ずっと同じチームでやってきて、またこれで国を背負って戦うという特別な気持ちもありますので、その時が来たら、しっかり打てるように」と力を込めた。

 1次リーグは2試合とも「3番・左翼」で先発出場。初戦のドミニカ共和国戦は3打数2安打1四球と上々の滑り出し。2戦目のメキシコ戦は惜しい当たりもある中で、5打数無安打だった。「内容自体は悲観することはないんですけどね。やっぱり結果がほしいので、どうしても“H”がつかないのは、つらい部分もありますが、でも、自分を見失わずにやれることをやる。変わらず、自分のスイングをしっかりやります」。代名詞のフルスイングを貫いて、世界の度肝を抜く打棒を披露する。

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2021年8月1日のニュース