広島・クロン 博多遠征前に志願のマツダ練習 不振の勤勉助っ人に河田ヘッド「神様見ているやろ!」

[ 2021年3月18日 21:32 ]

ロングティーをするクロン(撮影・河合 洋介)
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 広島は18日、マツダスタジアムで指名練習を行った。野手は若手を中心した控え組が練習メンバーに指名された中、ケビン・クロン内野手(27=ダイヤモンドバックス)が志願で参加した。

 ロングティーやフリー打撃など全メニューをこなすと、一塁守備を自ら追加。「練習するかどうか声をかけられたので“練習したい”と希望を伝えてコーチと一緒に練習した」と汗を流して、19日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)に備えて博多に移動した。

 オープン戦は22打数2安打、打率・091と低調。それでも、勤勉な練習姿勢は変わらず、首脳陣やナインも本領発揮を心待ちにしている。

 河田ヘッドコーチは「こっちは休んでいいと言っているのに、出てきたんだよ。打ち終わったら帰っていいのに守備もやるし、まあ一生懸命。外国人は開幕してみないと分からないから」と心配無用を強調。最後に「あれだけ一生懸命やっているから“神様も見ているやろ!”ぐらいの感じでね」と開幕後の大脱出に期待した。

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2021年3月18日のニュース