オリックス・能見 オープン戦4試合目で初失点…1回5安打5失点

[ 2021年3月18日 05:30 ]

オープン戦   オリックス1ー13楽天 ( 2021年3月17日    静岡 )

<楽・オ>1回を5安打5失点だった能見(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 オリックス・能見が移籍後の実戦で初めて打たれた。1ー8の8回に4番手で登板すると、8番・小郷から左打者に3連打を浴び、オープン戦登板4試合目で初失点。小深田、武藤は空振り三振に仕留めたが、渡辺佳に遊撃適時内野安打、茂木には右翼に3ランを浴びた。1回5安打5失点。2月19日の宮崎キャンプ紅白戦から登板8イニング連続無失点を続けてきていたが、これまでと違う姿を見せてしまった。

 それでも、奪ったアウトはすべて空振り三振。起用された状況も合わせると、深刻に考える必要はない。打たれてこそ今後に生かせるデータにもなる。中嶋監督も「あくまで開幕(以降が大事)なので」と意に介さず。能見の場合、兼任コーチの立場もあり、プレーヤーとして順調すぎるよりは、パ・リーグで打たれた経験もポジティブにとらえたい。(田中 貴久)

続きを表示

2021年3月18日のニュース