阪神・チェン、教育L調整登板で8失点…登板有力開幕5戦目へ不安

[ 2021年3月18日 05:30 ]

教育リーグの中日戦、3回に福留の適時打などで3失点しベンチに戻る阪神・チェン(撮影・奥 調)
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 阪神のチェンが17日、教育リーグ・中日戦に調整登板で先発し、5回2/3を11安打8失点と精彩を欠いた。登板が有力視される3月31日の開幕5戦目の広島戦へ向け、不安が残る内容となった。

 「相手も積極的に振ってきていたということもあるんですけど、一番は球が甘かった。ただそれだけ」。2回まで無失点と順調に立ち上がるも、3回に先頭・石垣に先制ソロを被弾。さらに三連打で2点を献上した。続く3回も3本の二塁打を浴びて2点を失い、2―5の6回2死一、二塁から福田に適時二塁打を浴びたところで降板。直球の最速は137キロどまりだった。

 「内外角投げ分けることができれば自分も楽に投げられる。両サイドのコントロールにしっかり取り組んでいきたい」。制球力を課題に挙げ、残された時間で修正に努める。 

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2021年3月18日のニュース