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26日開幕“コロナ2年目”プロ野球 午後6時以降のナイター「開始時間前倒し」「9回打ち切り」検討

[ 2021年3月18日 05:31 ]

プロ野球開幕から3カードの日程
Photo By スポニチ

 プロ野球が緊急事態宣言解除後の段階的な規制緩和に対応するため、延長戦なしの9回打ち切りやナイターの開始時間の前倒しを検討していることが17日、分かった。ナイターは通常午後6時に始まり、シーズン開幕の26日も5試合が午後6時以降の開始時間で組まれるが、午後5時などに早める案も挙がる。

 首都圏4都県への緊急事態宣言は21日で解除の方向で、18日の諮問委員会後に正式に決まる予定。ただ東京都などは解除後も段階的な規制緩和として現在午後8時までの飲食店などへの営業時短要請を、1時間繰り下げて午後9時までとする方針だ。従来の午後6時以降のナイター開催は午後9時以降まで試合が続くケースが多かった。

 昨季の12球団平均試合時間は3時間16分。延長は従来の12回までを10回までに短縮したが、9回で終了した試合も3時間13分だった。仮に開始を午後5時に早めて延長もなくせば、計算上は午後9時前に試合が終わる。

 首都圏より先に宣言が解除された地域の球団は段階的な規制緩和に対し本拠地で開催するオープン戦を同様の措置で開催。中日は16~19日の3試合を午後5時開始に変更し、ソフトバンクも2~5日の3試合を午後4時開始に早めた。延長戦をなくす9回打ち切りは、一試合の価値や記録を公平に保つため、適用される場合は制限外地域を含めて12球団で統一される見込みだ。

 プロ野球は開幕直前の3月に東日本大震災が発生した11年に節電のため開始から3時間30分を超えた場合は9回を超える新しいイニングに入らない「3時間半ルール」を導入した。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は宣言解除後の対応は「政府や自治体の方針が決まり、伝わってからの議論になると思う」としていた。22日には12球団代表者会議を予定。開幕は目前だが、制限の範囲内で可能な形を模索する。

 【コロナ下での主なプロ野球の特例事項】
 ☆選手枠 1軍登録29人から31人、試合に出られるベンチ入りは25人から26人に拡大。
 ☆外国人枠 1軍登録枠を4人から5人へ拡大。ただしベンチ入りは4人のまま。野手の同時出場は3人まで。1軍登録5人の内訳は、投手5人もしくは野手5人とすることはできない。
 ☆特例2021 コロナの疑いなどで出場選手登録を抹消する際に適用。代わりに登録される選手は「代替指名選手」となり、その後10日以内に登録を外れた場合、どの選手とも日数の制約なしで再登録できる。
 ☆延長戦 昨季は延長12回から10回に短縮して実施。今季は延長なしの9回打ち切りで開幕することなどを検討中。

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