巨人・岡本2号 阪神・佐藤輝活躍に刺激「えげつない。打球が正面に来たら死んでまう」

[ 2021年3月18日 05:30 ]

オープン戦   巨人9ー4中日 ( 2021年3月17日    バンテリンドームナゴヤ )

<中・巨>5回無死、岡本はソロホームランを放ち、ナインの出迎えを受ける(撮影・森沢 裕)
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 懐まで引きつけて強く振った。巨人・岡本和が中日戦の5回先頭で松葉が投じた初球の直球を強振。バックスクリーン右への2号ソロに「しっかりタイミングを合わせて打ちにいこうと思っていた。一発で仕留められた」と胸を張った。

 キャンプでは遅い球を手元まで引きつけセンターへ打ち返すなど基本の打撃を繰り返したが、そのお手本のような中堅方向への打球。オープン戦の序盤は打率1割台に低迷していたが、13日のオリックス戦で1号を放って調子は上向きとなった。「結果が出ていなかったときも感覚はそこまで悪くはなかった」と振り返ったが、翌14日からこの日までの3試合は11打数5安打で打率・455。開幕に向けて明るい材料だ。

 怪物新人にも刺激を受けている。14日の阪神戦。三塁から打撃を見た佐藤輝(近大)について「えげつない。(打球が)僕の正面に来たら死んでまうなって」と笑う。ただ昨季の2冠王が負けるつもりはない。「去年良かったから今年良い保証なんてない。どんな形であれ、泥くさくいきたい」と意気込んだ。(小野寺 大)

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2021年3月18日のニュース