5割の力でハートわしづかみ 首脳陣の前でオリ舜平大初ブルペン 杉本BP捕手「平野佳寿とかそんな感じ」

[ 2021年1月21日 05:30 ]

ブルペンで気合の入ったボールを投げるオリックス・山下
Photo By 代表撮影

 オリックスのドラフト1位・山下舜平大投手(18=福岡大大濠)が20日、新人合同自主トレで初ブルペン投球。「5~6割」の力で剛球を連発し、侍ジャパンでブルペン捕手を務めた杉本尚文ブルペン捕手(49)から「平野佳寿級」と太鼓判を押されるなど高い潜在能力の一端を示した。

 衝撃の20球だった。捕手を立たせた状態で、昨年11月上旬に福岡大大濠でブルペン入りして以来2カ月ぶりとは思えない剛球を連発。福良淳一GMら首脳陣が見守る前で大器の片りんをのぞかせた。

 「5~6割くらいですね。久々でしたし、アピールしようとすると力むので、自分が思う通りに投げました」

 首脳陣の視線を一身に浴びながら、18歳とは思えない落ち着きよう。しかもまだ能力の5~6割しか解放していないというから驚きだ。1メートル89、93キロの最速154キロ右腕。捕手役を務めた杉本ブルペン捕手が、その本物ぶりを証言した。

 「リリースが凄い手前でズドン!って来る。山本由伸とは違う球質で、平野佳寿(マリナーズFA)とかそんな感じ。なんせ手が長い。あれだけ長い投手は今まで受けたことがない。(侍ジャパンでも)いないですね」

 19年プレミア12に出場した侍ジャパンでもブルペン捕手を務めた経験から、重ねたのは日米通算699試合登板57勝164セーブ腕だ。平野はオリックス時代の14年にセーブ王(40セーブ)のタイトルを獲得し、ダイヤモンドバックス1年目の18年には26試合連続無失点を記録した好投手。杉本ブルペン捕手は「体感は130キロ後半から140キロくらいで、凄いエンジンを持っている感じ。ポテンシャルは凄そう」と予感を感じ取った。

 新人合同自主トレに加え、夕方と夜にも自主トレするなど3部練習に励んでおり、「寮は居心地がよくて野球しかしていないです」と山下。体づくり中心の育成方針から春季キャンプはB班(2軍)スタートが見込まれるが、期待は膨らむばかりだ。(湯澤 涼)

 ◆山下 舜平大(やました・しゅんぺいた)2002年(平14)7月16日、福岡県福岡市出身の18歳。野多目小3年で「筑紫丘ファイターズ」で軟式野球を始め、福岡市立三宅中の軟式野球部では投手兼捕手。福岡大大濠で1年秋からベンチ入りし、3年夏は福岡代替大会の地区準優勝。1メートル89、93キロ。右投げ右打ち。

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