日本ハム・ドラ2五十幡感激 中大先輩の巨人・阿部2軍監督から「頑張れ」

[ 2021年1月10日 05:30 ]

ダッシュを繰り返す日本ハム・五十幡
Photo By スポニチ

 日本ハムは「サニブラウンに勝った男」として知られる50メートル5秒6のドラフト2位・五十幡(中大)が新人合同自主トレ初日で快足を披露した。両翼ポールから中堅までのダッシュでは50メートル5秒8の細川(智弁和歌山)を圧倒。当面の目標はキャンプ1軍スタートで「モチベーションも上がるし、高いレベルを目指してやっていきたい」と決意を語った。

 この日は大学の大先輩から強力援護を受けていたことを明かした。巨人・阿部2軍監督から中大・清水達也監督を通じて直接電話で「評価しているから頑張れ」と激励され、巨人OBにあたる矢野2軍打撃コーチや大田にも「しっかり面倒を見るように言っておくから」と伝えられたという。五十幡も「熱い言葉をいただけたのは本当にうれしい。期待に応えられるように頑張らないとなというプレッシャーを持ちながらやりたい」と感謝する。

 練習を視察した栗山監督は五十幡ら新人について「野球で誰かに勇気を与えるんだという資質を持った子たちなので本当に良かった」と目を細めていた。(東尾 洋樹)

 ◆五十幡 亮汰(いそばた・りょうた)1998年(平10)11月27日生まれ、埼玉県出身の22歳。長野中では東京神宮シニアに所属し3年時にU15アジアチャレンジマッチで優勝。同じく3年時には全日本中学陸上選手権に出場し、100メートル、200メートル走でサニブラウンに勝利して優勝。佐野日大を経て中大では通算73試合で打率・273、2本塁打、19打点、23盗塁。1メートル71、67キロ。右投げ左打ち。

続きを表示

2021年1月10日のニュース