巨人・原監督 日本シリーズ後「2、3日寝られなかった」 セのDH制導入にアイデアも

[ 2021年1月10日 19:45 ]

巨人・原監督
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 巨人の原辰徳監督(62)が、10日放送の日本テレビ「ダイワハウススペシャルプロ野球No.1決定戦バトルスタジアム」(後1・00)に出演。宮根誠司キャスター(57)と対談し、日本シリーズを終えての思いなどを語った。

 巨人は2年連続で日本シリーズに臨んだものの、2年連続でソフトバンクの前に0勝4敗で敗れ、日本一に届かなかった。宮根から「日本シリーズ、相当悔しい思いをされたと思いますが」と聞かれた原監督は「2、3日寝られなかったですね。本当に」と語り「流れみたいのができてしまうと、短期決戦の怖さみたいのがあるんですかね?」という問いには「やっぱりあるでしょう。ただ、やっぱり力ですよ。実力ですよ。力のあるチームは、流れが相手に行こうが、それを跳ね返し、逆流にして行きますよ。弁解の余地なしですね」とした。

 ここ10年の日本シリーズは、パ・リーグの強さが際立っており、セ・リーグが勝ったのは12年の巨人だけということについて原監督は「ルールが違うと言うのがやっぱり…そういう時期ではないかなと思いますね」とし、DH制のあるパ・リーグは「ピッチャーは365日、1日の中で24時間、投げることを考えればいいんですから。セ・リーグにおいては、キャンプでも2割、3割くらいはバッティングの練習をしたり、バントの練習をしたり…投げること以外に時間を使わなくてはいけないから。僕は統一してほしいな、というのがありますね」と、これまでも声を上げていたDH制導入について持論を展開した。

 昨季後、巨人はセ・リーグ理事会でDH制導入を提案したものの、見送りとなったが「少なくとも主催ゲームが半分ある訳ですから。主催ゲームに関しては選ばせてもらいたいっていうくらいの…」という考えも明かした。

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2021年1月10日のニュース