ソフトバンク・王貞治会長 巨人残留の菅野に「ぜひアメリカでやらせたかった」

[ 2021年1月10日 09:18 ]

ソフトバンク・王貞治球団会長
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 ソフトバンク・王貞治球団会長(80)が10日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にゲストとしてリモート出演。ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指していた巨人の菅野智之投手(31)の残留が決まったことに「ぜひアメリカでやらせたかった」と語った。

 王会長は「本人は行きたかったわけですから、ぜひアメリカでやらせたかったですね」と菅野を思いやり、「どの程度、自分のピッチングがアメリカで通用するかっていうのを本人も確認したかったと思いますし」と続けた。「年齢的には来年あたりがラストチャンス?」との指摘にも「まあ、そうなりますね。彼の頂点としては今が一番だと思いますんで」としたうえで、あらためて「今、やらせたかったですね」と語った。

 一方、野球評論家の張本勲氏(80)は「“あっぱれ”あげてください」と称賛。「我々、野球選手あがりは日本に残ってくれて、日本でやるという決断をしてくれたことが非常にうれしい。日本の子ども、青少年に夢を与えるようなピッチングを今年もやってもらいたい。ぜひ頑張ってほしい」とエールを送った。

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2021年1月10日のニュース