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西武・外崎「イメージ通り」の決勝打!最大9ゲーム差猛追 CS争いついにロッテに並ぶ

[ 2020年11月4日 05:30 ]

パ・リーグ   西武5-4日本ハム ( 2020年11月3日    メットライフ )

最大9ゲーム差を猛追し、2位ロッテに並んだ西武ナインは勝利を喜び合う(撮影・尾崎 有希)
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 ついにロッテに追いついた!西武は3日、外崎修汰内野手(27)が同点の7回に決勝の中前適時打を放ち逆転勝利。ロッテがソフトバンクに敗れ、クライマックス(CS)シリーズ圏内の2位タイとした。最大9ゲーム差を猛追し、115試合目に6月20日以来の2位浮上。残り5試合。得意のラストスパートで、日本一への挑戦権を手にする。

 青森の実家「外崎りんご園」は収穫期の真っ最中。その季節にアップルパンチが、貴重な白星をもぎ取った。

 「イメージ通りに打てた。状況的に(球を)当てれば1点入ると思いコンパクトに打ちにいった。“何とか”と思い打ちました」

 同点の7回1死一、三塁。ここまで3打席凡退していた外崎は、玉井の外角、140キロのカットボールを巧みに中前にはじき返した。値千金の決勝打。今季最多1万1392人の観衆は、試合にケリをつける一打に酔いしれた。

 打率・242で本塁打6。昨季の打率・274、26本塁打と比べると物足りない。だが辻監督はCS争いの中で、10月31日からユーティリティープレーヤーの27歳を3番に据えた。「外崎が3番だと進塁打もバントもできる。オールマイティーな3番が今の打線では大事」。単打の決勝打はまさに指揮官のイメージ通りだった。

 強打の「獅子おどし打線」でリーグ2連覇したが、チーム打率・237はリーグ5位。だが、10月以降はつながり重視で栗山を4番に据えるなど、選手の意識を改革した。この日の勝利も含めて、17勝中、10勝が1点差勝利。嵐の52枚目のシングルタイトル「つなぐ」意識で、しぶとさがよみがえった。

 ロッテとは9月14日に最大9ゲーム差。約1カ月半という短い期間で並んでみせた。最終盤の猛追はレオの遺伝子だ。昨年は8月に4位だったところから、2度の5連勝などで130試合目にシーズン初の首位に立ちリーグ2連覇を果たした。

 「ファンの声援も気分が盛り上がる。助けになってます。まず明日(4日)のホーム最終戦も一生懸命頑張ります」と外崎。過去2年のCS敗退の借りを返す夢がある。そう、獅子党はずっと待っている。この夢きっと叶(かな)うはず、と。 (大木 穂高)

 ▼西武・栗山(3回に同点の左越え12号2ラン。4番通算22試合目で初の一発)打ったのは直球。逆方向だったけど、よく飛んでくれた。

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