日本ハム・中田 29号2ランで自身2年ぶり5度目の100打点超え「毎年達成したいなと思っている」

[ 2020年10月21日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム2―11ソフトバンク ( 2020年10月20日    札幌D )

<日・ソ>9回、2ランを放つ中田(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの中田翔内野手(31)が20日、ソフトバンク戦の9回に29号2ランを放って101打点とし、自身2年ぶり5度目の100打点超えを達成した。打点王を争う楽天・浅村栄斗内野手(29)と2差を堅持し、リーグトップを死守。本塁打王争いでもトップの浅村に2本差に迫った。しかし、チームは2―11で大敗。21日の同戦で引き分け以下なら優勝の可能性が完全に消滅する。

 訪れた7787人のファンへ、中田のせめてもの感謝の一発だった。約6・5秒。滞空時間が長いホームランアーチストらしい放物線を描いて左翼席最前列へ。大敗ムードでファンの注目がタイトル争いに移る中、主砲がその期待に応えた。

 「打った瞬間はファウルだったけど、よく戻ってきてくれた。(カウント2―2と追い込まれたが)最後だし、割り切って打席に立った」

 9回1死一塁から浮いたスライダーを強振。左翼ポール際へ舞い上がった打球は、スライス軌道を描いてフェアゾーンへ落ちてきた。この弾道こそが中田の理想の一発だった。

 試合前の打撃練習。中田はロングティーをする際にポールを目掛けて打ち込む。「内からしっかりバットを出せればボールが戻ってくる。(ロングティーは)死んでいるボールを打つ。しっかりしたバットの出し方ができれば、ボールが戻る軌道になる」。インサイドアウトの理想のバット軌道で球を捉えれば、スライス回転がかかった打球がスタンドに飛び込む。日々の練習のたまもので「毎年達成したいなと思っている」という100打点に到達した。

 15日の西武戦から登場曲を以前使用していた2人組ボーカルユニット「ビーグルクルー」の「My HERO~SHOW TIME」に変更。「今年は声を出しちゃいけないけど、(以前は歌詞の)“SHOW TIME”のところでファンの皆が声をそろえて言ってくれていたなっていうのを思い出して、その流れで戻した」と意図を説明する。今後はファンの見えない一体感の後押しも受けて2冠奪取に挑む。

 栗山監督も「(中田が)打ちまくればチームが勝ちやすくなる。突っ走ってもらいたい」と期待する。早ければきょう21日にも優勝が完全消滅するが、主砲が最後の最後までタイトル争いを白熱させる。(東尾 洋樹)

 ▼日本ハム・上沢(5回を投げ今季ワースト7失点で6敗目)無駄な四球が失点に絡んだ。2試合続けて結果を残すことができず、悔しい気持ち。

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