天理の長身右腕・達、新球フォーク冴えて7回1安打完封 新チーム初戦でコールド発進

[ 2020年9月12日 17:54 ]

令和2年度秋季近畿地区高等学校野球大会奈良県予選 2回戦   法隆寺国際0―7天理 =7回コールド ( 2020年9月12日    佐藤薬品スタジアム )

先発し7回1安打6三振で完封した天理・達孝太
Photo By スポニチ

 背中のエースナンバー「1」が、1メートル93の上背をより大きく見せた。奈良県独自大会王者・天理の秋季大会初戦に先発した達(たつ)孝太投手(2年)は、7回1安打6奪三振完封。

 「初戦は難しいと思うけど、無失点で次につなげられて良かった。チームが勝つのがいちばん。貢献できて良かった」

 この日は「嫌な感じで当てられた。100点満点中40点」と不調だった直球に対し、フォークが冴えた。元々変化球はカーブとスライダーのみだったが、昨年夏から「落ちる球」の習得に励み、昨年秋にはモノにした。この日もそのフォークでカウントを稼ぎ、決め球としても活用。常に現状に満足しないことが、右腕の原動力となっている。

 8月下旬の中京大中京との練習試合では、最速150キロ右腕・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手(2年)と投げ合って、4―2で完投勝利。県岐阜商との練習試合にも先発で完投勝利しており、中村良二監督からは「強豪に勝ったことが自信になったのではないか。新チームの初戦としては余裕がある。下級生の戦力分析ができておらず、相手チームのデータが取れない全試合行き当たりばったりの今大会に関しては、達が一番信頼できる。『秋は全試合先発完投するぞ』と言っている」と期待される。今夏の「2020年甲子園高校野球交流試合」で1回を無失点に抑え、甲子園デビューも果たした右腕が、まずは第一歩を踏み出した。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年9月12日のニュース